数字が良いだけの求人に飛びつかない

数字が良いだけの求人には飛びつかない

求人サイトで仕事を探す際、誰でも「条件のいい仕事を見つけたい」と考えるものです。

では、実際「いい条件」とはどんなものでしょうか。

給与や賞与が多いこと、有給休暇が簡単に取得できる、福利厚生の充実…どれも大切、かつ必要な条件ではありますが、それが日頃の労働に見合うものでなければ、「いい条件」と言うことはできないでしょう。

近年よく話題になるブラック企業のサービス残業問題は根深く、いまだ珍しくない話です。

残業時間が多いのに超過勤務手当が出ない…そんな状態では、基本給がどれだけ良くても、有給休暇がたっぷりあっても割に合いません。

そのようなサービス残業を強いることが常態可しているような企業では、有給休暇の申請を出したところで、なんだかんだと理由をつけて承認してくれない、代わりに休日に出勤を強要するなどの労働者の権利を踏みにじるような対応もあり得ます。

「給与や賞与がいい」というだけでは「条件がいい」とは言えませんし、給与や休暇日数などの数字だけを見て飛びついてしまうのは早計ではないでしょうか。

求人情報で確認しておきたいポイントは、決して給与や待遇だけではありません。

先述したように、超過勤務手当はいくら支払われるのか、有給休暇は年に何日付与されるのか、さらに、万が一の時どのような福利厚生の制度が利用できるのか、それらの詳細についてきちんと記載されているかどうかを確認しましょう。

最低限記載されている条件が良いからと応募を考えている場合でも、できれば上記の詳細について、雇用側の担当者に確認してから応募の是非を考えた方が無難です。

「条件がいい仕事」というのは、問い合わせた時の対応なども含めて総合的に判断すべきです。

海外では残業や休日出勤の際には100%増しで日給や時給が支払われる例もありますが、日本ではまだそのような制度は浸透していません。

なので、自分の権利を守るためには、自分で事前の確認を怠らないようにしましょう。いい仕事に就きたいなら、まずは落ち着いて、自分にとって大切な仕事の条件をまとめ、求人情報を吟味してください。

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